活動理念

「高速道路の開通」

平成232月、山陰道東伯中山道路が開通しました。便利にはなった反面、琴浦町内を通る国道9号線の交通量は激減し、国道沿い店舗の売上げは減少、倒産や廃業が相次ぎました。

「地元の魅力を再発見」

このままでは高速道路で素通りされてしまうだけの寂しい町になってしまう。」そんな危機感を持った私たちは、「魅力的な場所があれば人は高速道路から降りてきてくれるはずだ。」という信念の元、「外部の人から見て魅力的な場所とはどこなのか?」探し求め、それまで地元では当たり前の海岸であり、誰も行くことのなかった寂しい海岸「鳴り石の浜」に行き着きました。

琴浦海岸の西に位置する「鳴り石の浜」は、大小様々な大きさの丸いゴロタ石(輝石安山岩)が集積し、打ち寄せる波によって石同士がぶつかり合い、「カラコロカラコロ」と心地の良い音がする不思議な海岸です。調べてみるとこのような大きな丸石ばかりが集積した海岸は全国的にも珍しいことが分かりました。

「ここを舞台にまち作り活動をしよう!」

平成236月に私たちは「鳴り石の浜プロジェクト」を立ち上げ、地元のボランティアと共に海岸を整備したり、ここを舞台にした様々な活動を通して町内外にPRする活動をしてきました。

活動を始めてわずか3年ですが、それまで誰も来なかった寂しい海岸に毎日たくさんの方が来られるようになりおかげさまで琴浦町を代表する観光スポットとなりました。
また、地元の方も地元の宝「鳴り石の浜」の魅力に気付き、「郷土愛」を持って鳴り石の浜プロジェクトの応援団となっていただいています。最近では、「琴浦は元気だ」という評判が県内外に広がっているようで、視察に来られる方も多くなりました。
今後も活動を広げて、琴浦町への観光客誘致、さらなる地域活性化を目指しています。

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