絵本「鳴り石の浜」を出版しました。アマゾン他、全国の書店で取り扱っています。
欠品の場合は注文していただけるとうれしいです。
【日本海テレビで紹介していただきました】
鳥取県琴浦町にある観光スポットの1つ『鳴り石の浜』では、美しい浜辺で石の音色が響いている。そんな町の自慢を広く発信しようと、絵本が完成した。 全国の書店などで販売が始まった絵本。
その舞台に描かれているのは、鳥取県琴浦町にある『鳴り石の浜』。 私たちは、この絵本を作った上田啓悟さんのもとを訪ねた。普段は自動車販売店を経営しているが、ある別の顔があった。実は上田さん、およそ10年前海岸の整備や清掃などを行う『鳴り石の浜プロジェクト』を立ち上げた。今でも2か月に1回ほど清掃活動を行っているという。そうした活動を通して、子どもたちにもっと鳴り石の浜を知ってもらいたいという思いがある。
鳴り石の浜プロジェクト 上田啓悟サブリーダー 「何か地元の人に(鳴り石の浜を)知ってもらうきっかけがあればと色々調べたが、鳴り石の浜に関する書物もなかったので、ないなら作るかと」 そこで考えたのが鳴り石の浜を昔話のように描いた絵本。
Q.昔ばなしのようですが、完全なフィクションですか? 上田啓悟さん 「フィクションです」
物語の主人公は琴を弾くのが上手な『お琴』。お琴の住む村の海では『海神様』と『風神様』のけんかが起こり、村人は困っていた。そこでお琴は海に向かい…。 お琴 「神さまどうか怒りをしずめてくだされ」 と毎日琴を引くように。するとその音色を聞いた海神様は…。 海神様 「癒された。私のそばで毎日弾いてくれれば、怒ることはなくなるだろう」 と言い、お琴は海神様と一緒に海へ。 いま海から聞こえる鳴り石の音は、お琴が奏でる音色なのかもしれない…というスト―リーとなっている。
浜から聞こえる音が、琴の音色に似ているといった昔からの言い伝えを盛り込んだという。さらにイラストにもこだわりが…。 琴浦町出身・漫画家G!onさん(祇園直毅さん) 「僕自身鳴り石の浜で石積んで遊んでいた時の荒れている時の浜の雰囲気が出ているなと感じれたほうがいいなと」
イラストは琴浦町出身の漫画家・G!onさんが担当。鳴り石ひとつひとつをていねいに描いた。 上田啓悟さん 「地元に伝わる話みたいな形で、慣れ親しんでもらえる絵本になったのではないかなと。みなさんに読み続けてもらえたらうれしい」 『鳴り石の浜』を知ってもらいたい、そんな思いから作られた昔話。ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。